みなさんこんばんは✨
しゃっちょです♫
お久しぶりです(笑)
お客様から、最近ブログどうしたんですか??とよく言われます。楽しみにしてくださってる方がいらっしゃるのは嬉しいことです♫
書きたいこといっぱいなのですが、ありすぎてそれを忘れるという(=´∀`)
みんな元気にしてますのでご安心ください✨
さて、今日は何の話ししようかなって感じなんですが、みなさんTECH-Mのホームページの平家ちゃんブログは見ていただいてますよね( ͡° ͜ʖ ͡°
僕も見てます(笑)
毎日たくさんのご来店本当にありがとうございます?
ここ最近、すごくすごく依頼が多いのが、
E46 M3のTECH-Mコンプリートカーの製作依頼です✨

E46M3といえば、僕が最も愛している車であり、自分でも5台所有していて、さらにS54エンジンも2機持っているくらい好きなんですが、何がいいのかな?って聞かれると、一言で、官能的って言葉をよく使うんです。
昔からよく、胸高鳴る官能的なサウンド‼️とか聞いていたので、お客様にも官能的ですよね〜♫とよく言ってます。
特に、鋳鉄エンジンブロックから奏でられるメカニカルなサウンドは、独特で脳みそをくすぐります。
特に僕はS54エンジンを数機オーバーホールして、さらに素晴らしいサウンドを知っていますから、それを聞いた時にはもぅ身の毛もよだつ思いでしたよ♫
でですね、官能的って、一体どういう意味なのかな?って思って、ググってみましたところ••••
えっ??

性的感覚をそそるさま。肉感的。
バリバリのエロチックな言葉やないですか。
関連イラストで出てくる画像なんかは、みんカラではちょっと出せないほどエロいものばかり。
ってことは今まで僕はお客様にも、S54には性的に興奮しております的な事言ってたわけですね(笑)
恥ずかしい〜(*≧∀≦*)
でも、まぁ正解かな。
もはや性欲ですよね。今年に入って46M3も3台買ってるし。
そんな僕の目的は、程度のいいE46M3を世の中に増やす事。
いろんなところで46M3を見ますが、やはり2001年デビューのかれこれ20年近く経ってるモデルですから、ヤレヤレな車が多いです。
足廻りはガタガタ、エンジンもなんかパンチがない。エロチック、いや、官能的なサウンドなんて、全然鳴らない。
やはりメンテナンスの大切さが身にしみてわかります。
僕の持ってる46M3達はみんなそこそこ距離走ってますけど、みなさんびっくりされるくらいパリッとしてるでしょ。

そりゃお金かかってます。時間もかかってます。
でもそれ以上に愛情かかってます✨
なので、みなさんも愛情をしっかり注いでやってください。
愛です。
愛があるから、官能的なんです。(笑)多分。
そんなTECH-Mには、月に2、3人の方から、E46M3のTECH-Mコンプリートカーに乗ってみたい!
とお問い合わせがあります。
すでにE46M3のオーナーさんや、これから買いたい人、色んな人から問い合わせがあります。
その理由は、TECH-Mコンプリートカーの第1号車、

メイサちゃんのブログ
をみなさん読んでくれているんですね✨嬉しいです?
TECH-Mコンプリートとは、
僕が14年、自分のE46M3をいじり続けてきて、色んなパーツ、組み方、セッティングを勉強し、さらにはレースに出て結果も出し、まだまだ、まだまだ!と色々勉強してきて、オススメのパーツをオススメの組み方で組み、さらには車自体をパリッとさせて、新車同様かそれ以上のパフォーマンスをだせる車を作る。
という事です。
メイサちゃんは、もともと完全にノーマルから作らせていただきましたが、
基本的には
エンジンヘッドの点検
フィリスターボルト交換
VANOSオーバーホール
足廻りブッシュ類交換、ピロに変更も数カ所
エンジン、ミッション、デフマウント類交換
オリジナルサスペンション
オリジナルパッド
デフ調整
パワープーリー
油脂類推奨交換
内装コンソール交換
距離に応じて
クラッチ交換
SMGならポンプリペアキット
等々、
いかに新車を超えるE46M3を作るか、いかに故障の少ないE46M3を作るか。
これを心がけてやっています✨
おかげさまで少しづつですが、本当にパリッとしたE46M3が増えてきています。
どんな車でもパリッと出来ます。エンジンもオーバーホール出来るんですから当たり前です。
でも、どうしようもない事があります。
それは、サビです。錆び。
このサビだけは、直せません。進行を止めることは可能かもしれませんが、サビがあるとネジが緩まないだけでなく、ボディ、シャシー剛性が著しく低下し、安定しない車になります。
リアアクスルもヨレヨレになり、ボディーにクラックが入ったりしてしまいます。
やはり、車を買う前はしっかり下回りを確認して買って欲しいのと、もぅ持ってる方は、冬の塩カルが巻かれている道路や、海の近くを走ったりしたなら、帰りにどこかの洗車場でスチーム洗浄するとか、ちょっと大変ですけど愛を持って手間をかけてあげてください✨
それだけですごく長持ちしますから(〃ω〃)
あれからたくさんのコンプリートカーを作らせてもらっているので、それはブログにしたいのですが今回は一台ピックアップ✨
東京からお越し下さったお客様のラグナセカブルーのM3です(´∀`*)
写真は完成してる状態です(*’▽’)
この色、とてもいい色ですよね。
サーキットを走りたいから、TECH-Mコンプリートカーを作って欲しいってわざわざ遠方よりご依頼くださいました♫
フィリスターボルトの交換とエンジン内部点検調整
VANOSのオーバーホール&機能点検
通常のコンプリートの作業以外に、
リアアクスルの割れやすい部分を補強するために、補強プレートを溶接し、
内側からもしっかり溶接し
見えないように塗装
弱く割れやすいところを全てバッチリ補強しました(*゚▽゚*)
さらにはリアアクスルのブッシュを抜き、アルミリジット化。
通常アクスルをリジットにするとかなり乗り心地悪くなり、ロードノイズもうるさいのですが46M3はボディーがしっかりしているので案外大丈夫です。
TECH-Mオリジナルサスペンションに、特別なセッティングを施し、
さらにはスタビやアーム類フルピロ化でリジット感をアップ⤴️
これでサーキットもバッチリですよ!!
ということで納車する。 これが普通のお店。
僕は、お客様に了解を得てですが、
サーキット用の車はサーキットに持ち込んでセッティングします。
もちろんオプティマスが活躍します♪
というか、サーキット仕様でセッティング完了‼️
とか書いてあるブログよく見ますが、そんなこと書くところに限って、誰も走れる人がいない店。
思ったことありませんか??
走れる人がいないのに、どうやってサーキット仕様って決めれるんですか?!
バネレート硬いからサーキット仕様??
ピロに変えてるからサーキット仕様??
ウイング付けたらサーキット仕様??
そんな単純なものではないですよ笑笑
走れる人が走って、そしてタイム出して、ちゃんとセッティングしてナンボです。
それか、それ同等の経験値がある人がやっていることが条件だと思います。
ちなみに、ラグナセカブルーのM3は、僕が乗ってセントラルで1:28,9で走行できました。
筑波サーキットに、換算すると1分3秒台。速いと思います。
ウイングなし、デフなし、ミシュランカップタイヤでこのタイムでこの時期に走れるんですから、これでこそ初めて、サーキット仕様って言えますよね。
もちろん街乗りもTECH-Mオリジナル車高調は乗りやすいですが。
お客様は、ホームコースを筑波サーキットに設定されました。それを見越してのセッティングを僕なりにやってみましたが、あとはお客様に走ってもらって、ここからさらにセッティング詰めたいと思います✨
近くなら良いんですけどね、遠方ですから、いかに煮詰めておけるか、そして、いかにその車を理解できているかで、今後のプロセスも大きく変わります。
そして、整備する側も、いかにサーキット走行が車に負担をかけるのか、よくわかっていないといけません。
負担をかける走りをして、なおかつしっかりタイムが出せる人でないと、それはわかりません。
本読んでもわかりません。
人に聞いてもわかりません。
300キロ出さないと、300キロでエアロ外れないかどうかわかりません。そして、出した人でないと、外れないエアロは作れません。
だからこそ、僕は自分たちで整備をして、自分で走ります。
スタッフにもよく教えています。
自分の命を乗せれる車を命がけで作ります。
人間ミスはありますが、チェック体制を強化して、最小限にとどめます。
このラグナセカブルーM3は、もぅ僕の体の一部のように動くようになりました。
あとは、少しでも短い時間でオーナーさんの一部になって欲しいです✨
なんだか、最初はコンプリートカー製作のブログを書こうと思いましたが、
途中から、パーツをつけるのが凄いのか?と疑問になり、
どんな思いで僕たちTECH-Mがお客様のカーライフをお手伝いしているのかが大切なことだと思い、
少し話が変わってきました。
数年前に書いた
メイサちゃんのブログは、パーツを変えて、作り上げたってブログでした。
でも、本当に大切なのは、命を乗せれるか。
オーナーも、作り手も。
6月最後のブログです(笑)
ありがとうございました(*^^*)